
キャンペーン応募やポイントサービス等の様々なサービスに氏名や誕生日等の個人情報を登録する事って増えていませんか?
私自身、どちらかというとガンガン個人情報登録している方なのですが、やっぱりサービス側でしっかり管理されているか非常に不安になります。
2022年4月頃に、プライバシーポリシー改定しました!ってよく見かけましたが、この確認の多くが令和4月1日施行の「改正個人情報保護法」の対応となります。
ポイ活において前提となる個人情報が適切に扱われているかの確認ポイントを調査しましたのでご紹介します。
※本記事は弁護士ではない私個人の解釈となりますので、正確な情報は弁護士に確認願います。
また、個人情報、個人関連情報、その他情報も当記事では個人情報という記載にしております。
個人情報って?
その名の通り個人が特定できる情報で、氏名、住所、誕生日などになり、ほとんどの会員登録には必須項目となる事がほとんどです。
それに対し、個人関連情報とは、何かの情報に紐づける事で個人が特定できる情報となり、会員番号などが対象です。
アプリや、Webページの閲覧中に、他のサイトでチェックした商品画像等が表示される事がありますが、この場合はスマホの端末ID等が使われ、指定した広告を提示される仕組みとなる事があります。
”昔”の個人情報の扱われ方
20年以上昔は、20歳なったその日から、成人としての契約が可能になるためか、全く心当たりないところからガンガンDMや電話などが来ていました。
その頃は卒業アルバムに住所が記載されており、そのリストを業者に売ってお金儲けしている人も普通にいたくらい、個人情報の保護って実際は大事にされていない状況でした。
”最近”の個人情報の扱われ方
サービス事業者は、アプリなどスマホで入力した個人情報は、ほぼ全てと言ってもいいほど外部サービスと連例して広告配信や様々なデータと混ぜて分析をしています。
私は、しっかり情報を扱ってもらえて、私に最適な情報が届くのであれば情報提供はOKです。むしろ、全く私の考えや興味に関係ない商品や情報が配信される事は避けてもらいたいです。
ただし、大手企業といえども、個人情報をしっかり、かつ適切に扱っていなかったために警告を受けた企業も存在しています、表面に出ていない事も含め、更に中小企業も考えると、まだまだ注意が必要と考えます。
リクルート問題
内定者の内定辞退率を、内定者の許諾なしに勝手に企業に提供していたとされる、いわるゆ「リクルート問題」です。
高齢の人は「リクルート事件」と思うかもですが、それは別です。
ジャパンタクシー
ここ数年で、タクシーの後部座席に液晶画面で広告が表示される事が増えましたよね。
ジャパンタクシーはこの液晶画面のカメラで人の顔を撮影し、顔画像を勝手に使って分析して、活用していました。
個人情報が適切に扱われているかのチェックポイント
使っているサービスが個人情報を適切に扱っているかのチェックポイントをお伝えします。
2022年4月1日以前にプライバシーポリシー改正
4月1日より改正個人情報保護法が改正されましたが、この改正をしっかり事前把握し、評価した後、プライバシーポリシーを改正して、施行の4月1日までに同意取得等を行ったサービスは、信頼がおけるのでは無いでしょうか。
個人情報入力フォーマットの品質
明確な判断基準はありませんが、フォーマットが入力しづらい、必要以上の情報入力を求める、となります。
個人の事を考えているサービスは、面倒、不安とかいう事を取り除こうと試行錯誤しているので、入力フォーマットの質が低いサービスは、個人の立場に立って考えているレベルも低いと考えられる事から、注意が必要です。
プライバシーポリシーへの第三者提供の記載
ズバリ、プライバシーポリシーです。
個人情報の扱われ方でもお伝えしましたが、多くのサービスが広告配信や分析で外部サービスの情報と個人情報を連携しています。
連携っていうのが問題で、個人関連情報と外部の個人関連情報を混ぜるというのが問題なのです。
この混ぜる行為は、第三者への委託だとNGで第三者への提供である必要があります。
つまり、プライバシーポリシー内の記載内容に「第三者への委託」のままの企業はちょっと気をつける必要があるという事になります。
まとめ
繰り返しになりますが、弁護士ではない私の解釈となりますので、正確な情報は弁護士に確認願います。
ただし、個人情報に関して知見が低いサービス、また、対応が貧素なサービスが多いのも事実ですので、情報を提供する側も注意して、ポイント活用を活発にしましょう!